虹ママの日記

40代シンママの経験談や日々の事を記録していきます

卒業式:不登校

卒業式2週間前頃、息子が卒業式に出ると言い出した

 

理由を聞くと、親友から一緒に卒業しようと言われたと。

もし、式中に体調が悪くなったら俺が助けると。

その親友は保育園から一緒で家も近所。

家族ぐるみで仲良くしていた子。

本当にありがたくてまた泣いてしまった。

 

卒業式前日

専門学生の娘が、

「私も卒業式見に行って良い?」と。

息子が苦しんでいる姿を一緒に見てきた娘。

弟の中学ラストを見届けたいと。

息子も

「二人で来て」と。

離婚成立後だったため一人で行くつもりでしたが、急遽娘と

一緒に行く事に。

我が家の姉弟は本当に仲が良くて。

娘が弟の心配をしていた事にも胸が熱くなりました。

 

卒業式当日

入場の所でもう泣いてしまった。

今までの事がフラッシュバックして、苦しんでいた息子の支えに

なれていたのだろうか。もっと息子の為に出来る事があったのでは

ないだろうか。悔しくてたまらなかった。

 

しかし、最後まで顔を上げて息子は堂々としていた。

強くなったな。たくましくなったなと又涙が溢れた。

 

式終了後、親友と笑顔で学校から出てきた息子を見て本当に救われた。

やっぱり子供の笑顔が見れることが本当に幸せだなと改めて思った。

 

 

 

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息子の涙:親への思い

出席日数を稼ぐために毎日夕方学校へ行く日々。

 

卒業式が近づき、卒業式に出席するかどうか担任に聞かれた。

出席できない場合、卒業式終了後に不登校の生徒だけで

簡単な式をしますと。

 

息子は式には出席しないと。私は息子の体調も心配だったので

息子の意見を尊重しようと決めていました。

 

いつものように夕方学校へ車で向かっていると、いつもより

下校時間が遅かったのか、下校中の同級生達の姿がありました。

楽しそうに話しながら帰る同級生達。

そんな様子を見て息子が突然、

「俺、情けねーな」

「卒業式にも出れないし、卒業式を親に見せることもできない」

「ごめんな」

と。

そんな言葉を息子に言わせてしまった。私にももっと出来る事が

あったんじゃないかと、息子に申し訳なくなった。

「情けなくなんてないし、頑張ったよ」

と言うと一気に涙が出てしまった。

車の中で二人で泣きながら話した。

 

何も恥じる事はしていない。卒業式も無理しなくて良い。

私に申し訳ないなんて思わなくて良い。私はただ息子に笑っていて

欲しい。

そう伝えました。

「ありがとう」

息子にそう言われまた涙が止まりませんでした。

 

 

 

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学校への不信感からの奮闘:不登校



息子は受験生というプレッシャーにも不安を抱えていた。

欠席日数が受験にも影響してしまう。どうしよう。

もはや担任も信用できなくなってしまっていたが、相談するしか

なかった。

 

教室に行けない子達が別室で勉強する別室登校もあったが

息子はそれも難しかった。大勢いる学校へ行く事がもはや

困難だった。

結果、生徒達が下校した後に学校へ行くという事になった。

課題をだしてもらい、夕方に課題を持って学校へ行き採点してもらう。

学校にいる時間は30分程度だけれど出席扱いにしてくれた。

 

しかし息子は先生たちに会う事も苦痛。夕方学校へ行く事を考えただけで

過呼吸になってしまう。

それでも出席日数を稼がなければと毎日学校へ通った。

先生が採点中に過呼吸になる事もあった。

そんな状況を見ているにも関わらず学校側は何もしてはくれなかった。

先生達だって子供を持つ親。もし自分の子供が家の息子と同じ状況

だったらどうしていたのだろう。

先生の立場というより一人の親としてもっと深く考えてもらいたかった。

 

自分の子供が不登校になって本当に辛かったし、最悪の事態に

なってしまうのではと毎日不安だった。

いじめている方は毎日学校へ行き、いじめられている方は学校へ

行きたくても行けない状況。

学校へ行けない本人が一番苦しんでいるけど、家族も同じように

苦しんでいるという事を身に染みて感じた日々でした。

 

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不登校:先生も信用できなくなった息子

息子の不登校の話

 

学校へ行けなくなり、毎日夜に担任から電話がありました。

いじめが発覚してから担任とは何度か面談し、息子が登校しやすい

環境を作ります。全面的に協力しますと言っていた担任。

私も息子も頼りにしていました。

 

息子は学校へは行けなくても、学校が終わった後に毎日遊びに

誘ってくれる友達や先輩がいました。

その子達には本当に感謝😭

ある日遊びから帰って来た息子が

「もう担任は信用できない」

と、ものすごい剣幕で帰ってきました。

理由を聞くと、担任が、息子をいじめていた生徒達と一緒になって

息子の事を悪く言っていたと。

 

それが事実なら本当にありえない。

 

私はそれが事実なのか確認する為、校長と面談する事にしました。

校長は私の元担任で、本当に信頼していた先生でした。

 

息子と一緒に学校へ行き校長と面談。

息子が友達に聞いた話を校長にすると

「お前は○○先生がそんな事言う先生だと思うのか?」

「先生はそうは思わない」と。

えっ⁉

事実確認もせずに担任の擁護をする校長。

事実確認をする必要も無いと言われ、息子も私も呆然とした。

私の担任だった頃の先生は、生徒の為に目上の先生にも

物申す先生で、本当に生徒を守ってくれる良い先生だった。

だから、先生なら息子の状況を救ってくれるのではと期待して

行ったのに。

息子はもう先生も信用出来ないと。

 

毎日担任からくる電話も全然話が入ってこない。どこまで

信用したら良いのか。もはや苦痛でしかなかった。

 

次回へ続きます。

 

 

 

 

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息子の過呼吸を目撃した元旦那:不登校

息子は、元旦那の事を面倒くさいとは思っていたけど嫌いではなかった。

私が離婚を考えている事は、娘と息子には伝えていたけど息子からは

「俺が二十歳になるまで待って」

と言われていた。

そんな息子からの

「離婚していいよ」

 

不登校になり、元旦那から「お前は弱い」と言われた息子。

家にも居場所がないと思い、朝、制服を着て学校へ行くふりをして

家を出て近くの公園で元旦那が仕事に行くまで身を潜めていた日も

あったと。

その話を聞いて本当に心が痛くなった。

せめて家では心穏やかに過ごしてほしいと思っていたのに、

家にも居場所が無くなってしまったら息子はどうなるのだろう。

とにかく息子を守りたい。

この事が離婚の決定的な決め手となった。

 

元旦那には息子の過呼吸の話はしていたけど、交代制勤務で時間が

会わない為に実際に過呼吸になっている息子を見たことがなかった。

その状況を見てないから息子に対してきつい言葉も言えたのだろう。

 

息子の事で言い合いになった時。部屋にいた息子が出てきて

「俺が悪いんだ。ごめん。」

と、泣きながらリビングに来た。

息子は悪くないよとなだめていると過呼吸になってしまい、その時

初めて過呼吸になっている息子を見た元旦那。

やっと、息子が追い詰められている事を理解し背中をさすっていた。

そこから無理に学校へ行けとは言わなくなり、息子も公園で

身を潜める事もなくなった。

 

次回へ続きます。

 

 

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適応障害の息子と涙

息子の過呼吸は平日だけ。

休みの日は起こりませんでした。

それでも以前のような元気な息子ではなくなっていました。

息子は嫌がるかもしれない。でもここままではダメだと思い

「病院行く?心療内科。」

と聞くと、迷わずに

「連れてって」と。

それを聞いたとき、相当辛かったんだな。しんどかったんだなと。

息子の前では泣かないようにしていたのに、我慢していた涙が一気に

あふれてきました。

「もう無理して学校行かなくて良いよ」

「ありがとう」と。

息子を抱きしめて二人で泣きました。

 

病院へ行き適応障害と診断。

不安を和らげる為の安定剤を処方されました。

学校は行けなくても昼夜逆転してはいけないと思い、朝ごはんは

一緒に食べるようにしていました。たわいもない会話をしてたまには

大笑いをして。少しでも気が晴れるように。

せめて家にいる時は心穏やかに過ごしてほしいと思っていました。

 

元旦那は交代制勤務で日中家にいる事が多く、息子を一人に

する時間が不安だったのでいてくれて安心していました。

元旦那が仕事でいない日の夜。

息子が家にいたくないと言ってきた。理由を聞くと元旦那に

お前は弱い。なんで学校行けないんだ。と言われたと。

それまで離婚はしないでと言っていた息子が、離婚して良いよ

言ってきた。

 

次回へ続きます。

 

学校は行かなくてもいい。それは逃げじゃない。子供の笑顔を

守るために親ができる事とは。

 

 

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息子:新たな苦悩

前回の続きです。

 

息子の中学最後の大会のレギュラー発表の日。

息子は選ばれませんでした。

目を腫らして帰ってきた息子に何と声を掛けたらいいか分からないと

元旦那からの連絡。急いで仕事から帰りました。

大会に向けて、部活から帰ってきた後も家の近所で走り込みをしていた

息子。精神的にきついはずなのに毎日頑張っていた息子をずっと

見ていました。

何で?どうして最後の大会に出れないの?

顧問に対してだんだん怒りが込み上げてきました。

 

その時学校からの電話。顧問でした。

「〇〇君、大丈夫ですか?」

大丈夫なわけねーだろ!

顧問から選ばれなかった理由を聞かされさらに怒りが。

・最後の大会勝ちに行く

・息子の現状がチームワークを乱す

 

ハブられている事は顧問にも相談していて、顧問も力になると

言っていたはずなのに。

いじめられている方を捨てた。

信頼するべき先生からも見放され、ここから学校を休みがちになった。

 

この頃から息子は体調も崩していった。

朝起きてくるとまず顔色が悪い。でも受験生だから学校に行くと。

準備をしているとだんだん呼吸が荒くなり過呼吸に。

それが毎日続いた。

あんなに明るかった息子がなんでこんな事にと。本当に辛かった。

このままこの状態が続けば最悪の事態になるのではと。

毎朝息子の部屋に入るのが怖かった。息子の寝息を聞いて安心する毎日。

生きている事への感謝

 

それまでは、子供たちに将来こうなって欲しいとか、こんな大人に

なって欲しいとか理想を持っていたけれど、ただ生きていて欲しい。

笑っていて欲しい。そう思った。

 

次回に続きます。

 

支える家族が元気でいる事が大事。我が子を守りたい。

 

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